基本のルール

日本の免許証に、国外運転免許証か英語の翻訳を添える

オーストラリア政府も、日本の在外公館も、同じことを言っています。ただし細かい条件は州ごとに異なります。

オーストラリア大使館(東京)

「旅行者がオーストラリアで運転するためには、日本の自動車運転免許証と国際運転免許証を携帯するか、オーストラリア政府が認定した翻訳機関(NAATI)による日本の運転免許証の英訳を取得する必要があります。」

出典:オーストラリア大使館、関連情報「オーストラリアでの運転について」(2026年9月19日閲覧)

免許証そのものは必ず携帯

翻訳も国外運転免許証も、日本の免許証の代わりにはなりません。在オーストラリア日本国大使館は、ACTでは日本の免許証に国外運転免許証か抜粋証明を添えれば運転できるとしたうえで、「どちらの場合でも、運転の際には必ず上記を携行する必要があります。」と書いています。翻訳は免許証と一緒に持ち歩く書類です。

出典:在オーストラリア日本国大使館、運転免許(ACT内での運転、切り替え、新規取得)(令和7年3月26日掲載、2026年9月19日閲覧)

マイナ免許証だけで行かない

大使館は、マイナ免許証は「カード券面に運転免許証の情報が表示されないことから、現地官憲で無免許であるとされる可能性があります。」とし、海外で運転する場合は従来の運転免許証を持参するよう呼びかけています。当社の翻訳にも、従来の免許証の表と裏の写真が必要です。

出典:在オーストラリア日本国大使館(2026年9月19日閲覧)

国外運転免許証

出発前なら、まず国外運転免許証を

翻訳を販売している私たちが言うのもおかしな話ですが、日本にいるうちなら国外運転免許証がいちばん手軽です。ただし有効期間は1年で、オーストラリアでは申請できません。

取得方法と手数料

住所地の運転免許試験場や運転免許センターなどで申請します。警視庁の場合、手数料は2,250円で、「国外運転免許証は原則即日交付ですが、状況により即日交付できない場合があります。」とされています。必要書類は運転免許証、写真1枚、パスポートなどです。

出典:警視庁、国外運転免許証取得手続(本人による申請)(更新日:2026年6月10日、2026年9月19日閲覧)

有効期間は1年、更新はできない

警視庁は「国外運転免許証の有効期間は発行日から1年間で、更新制度はありません。」と明記しています。日本の免許証が失効すると、国外運転免許証も効力を失います。ワーキングホリデーで2年目、3年目に入る方は、途中で切れることを前提に計画してください。

出典:警視庁(2026年9月19日閲覧)

オーストラリアでは申請できない

“Only Australian driver licence holders can apply for an IDP in Australia. If you hold an overseas driver licence you must apply for a permit in the country that issued your licence.”

オーストラリア自動車協会(AAA)の説明です。オーストラリアで国際運転免許証を申請できるのはオーストラリアの免許証を持つ人だけで、外国の免許証を持つ人は免許を発行した国で申請しなければならない、という意味です。日本の大使館・総領事館も「国際運転免許証の発行手続きはできません」と案内しています。

渡航中なら、日本にいる家族や知人が代理で申請できる場合があります。警視庁の場合、代理申請は「本人が現に渡航中の場合に限ります」とされ、本人の運転免許証、出入国のスタンプがあるパスポート全ページのコピー、委任状などが必要です。免許証を日本に送る必要があるため、その間は運転できません。

出典:Australian Automobile Association, International Driving Permits、在シドニー日本国総領事館、警視庁、国外運転免許証取得手続(親族等の代理人による申請)(更新日:2025年10月1日)(いずれも2026年9月19日閲覧)

国外運転免許証と翻訳の比較(英語):International Driving Permit or English translation?

大使館・総領事館の抜粋証明

大使館・総領事館の「自動車運転免許証抜粋証明」が使える州、使えない州

日本の在外公館は、日本の運転免許証を英語で証明する「自動車運転免許証抜粋証明」を発給しています。22ドル前後と安く、使える州では有力な選択肢です。ただし、使える範囲は公館ごとに違います。

公館 公館の案内 出典
在オーストラリア日本国大使館(キャンベラ) ACTでは、日本の運転免許証と大使館が作成した抜粋証明を携行すれば運転できます。一方で「ACT外のニューサウスウェールズ州では、当館及び在豪各日本総領事館が作成した自動車運転免許証抜粋証明は認められておりません」とし、渡航前に日本で国外運転免許証を取得するよう勧めています。 大使館(令和7年3月26日掲載)
在シドニー日本国総領事館 「当館発行の翻訳証明はNSW州運転免許証の管轄機関では認められておりません。」とし、翻訳については Multicultural NSW(申請窓口は Service NSW)に直接連絡するよう案内しています。 在シドニー総領事館(令和7年8月22日掲載)
在ブリスベン日本国総領事館 「当館が発行する証明により運転が可能な地域は、クイーンズランド州に限られます。」としています。手数料は2026年7月1日以降の申請で22ドル、交付は申請日の翌日から数えて3日後(土日・祝日を除く。月曜日の申請なら木曜日以降)です。裏面に記載のある免許証の場合、抜粋証明はQLD州の運転免許証の申請には使えず、NAATIに英訳を依頼するよう案内しています。 在ブリスベン総領事館、証明事務(令和8年2月17日掲載)、領事手数料(令和8年6月25日掲載)
在メルボルン日本国総領事館 短期滞在の方は、日本の免許証と翻訳(同館発行の抜粋証明またはNAATI翻訳者による翻訳等)があれば、ビクトリア州・南オーストラリア州内で運転できるとしています。タスマニア州の翻訳は「NAATI翻訳者による翻訳のみ対応」です。手数料は2026年4月1日以降の申請で22ドル、交付まで5業務日です。 在メルボルン総領事館、自動車の運転について(令和5年4月28日掲載)、発給手数料(令和8年3月19日掲載)
在パース日本国総領事館 「2021年8月より、当館で発行した証明書は有効なもとのして認められなくなりました。」(原文のまま)とし、運転免許証の翻訳はNAATI認定翻訳者に依頼するよう案内しています。 在パース総領事館、各種証明(令和8年4月20日掲載)

いずれの公館も、申請には従来の運転免許証が必要で、マイナ免許証では申請できません。受け取りは原則として窓口です。遠方にお住まいの場合の扱いは、各公館に確認してください。いずれの内容も2026年9月19日に各公館のページで確認しました。

当社の翻訳が向いている場面

国外運転免許証も抜粋証明も使いにくいときに

日本にいても、オーストラリアの地方にいても、オンラインで注文でき、翻訳はPDFでメールに届きます。免許証の原本を送る必要はなく、写真が2枚あれば足ります。

国外運転免許証が切れた、取れなかった

ワーキングホリデーの2年目で国外運転免許証の期限が切れた、出発前に取る時間がなかった、ファームなど総領事館から遠い場所にいる。そんなときは、オーストラリアにいながら注文できる翻訳が現実的な選択肢です。ただし、NSWとビクトリア州に6か月を超えて住む場合は、翻訳があっても州の免許が必要になります。NSWの免許への切り替えには、当社の翻訳は使えません。

抜粋証明が使えない州で運転する

西オーストラリア州とタスマニア州では、総領事館が抜粋証明ではなくNAATIの翻訳を案内しています。ニューサウスウェールズ州の訪問者向けページが求めるのは “an English translation” で、翻訳者の指定はありません。ただし大使館は、NSWで運転する予定なら渡航前に国外運転免許証を取得するよう勧めています。NSWについては、それがいちばん確実です。

Uber Eatsで配達する

Uber Eatsは、日本の免許証について国際運転免許証かNAATI認定の翻訳を求めています:“For non-English licences issued in China, Japan, Iran, or Egypt, please upload your licence with International Driving Permit (IDP) or NAATI-certified translation”。抜粋証明には触れていません。当社でご注文の場合は、NAATIオプションを選んでください。なお、Uber Eatsが海外の免許での車の配達を認めているのはNSW、ビクトリア州、クイーンズランド州、ACT、南オーストラリア州、西オーストラリア州で、一時滞在ビザを持つ方が対象です。

出典:Uber Eats, getting started(2026年9月19日閲覧)

州・準州ごとの規定

各州の説明を、原文と日本語で

ほとんどの州で、基本は「翻訳か国際運転免許証」です。北部準州と、NSWでの免許の切り替えは例外です。

州・準州 ページの記載 出典
ニューサウスウェールズ州(NSW) “If your licence is not written in English, you must also carry an English translation, or an International Driving Permit.” 翻訳か国際運転免許証のどちらかが必要です。観光客などの一時滞在者が日本の免許証で運転できるのは最長6か月です。総領事館の抜粋証明は使えません(上の表)。 NSW Government
ビクトリア州(VIC) “If your licence is not in English, you’ll also need to carry either: an English translation of your licence, or an international driving permit in English.” 6か月未満の滞在が対象で、更新日の表示はありません。免許の切り替えのページ(6か月未満の滞在も対象)は、翻訳を “any NAATI accredited translator or the country’s consulate in Australia” によるものとしています。 VicRoads、VicRoads, convert an overseas licence
クイーンズランド州(QLD) “If your licence isn’t in English, you should carry a recognised English translation of it when you’re driving.” 挙げられているのは翻訳だけで、国際運転免許証には触れていません。ページはNAATIを案内しています。 Queensland Government、2024年2月19日更新
南オーストラリア州(SA) “a current licence with an English translation if necessary or an international driver’s licence”。警察に求められたら、免許証とパスポートを提示します。翻訳は条件を満たすものだけが受け付けられます:“Driver’s licence translations will only be accepted if they meet one of these conditions”。翻訳の作成者として挙げられているのは、NAATI認定翻訳者(押印と署名、またはQRコード付きのNAATIデジタルスタンプが必要)、オーストラリア国内の領事館、南オーストラリア州政府の通訳翻訳センター(South Australian Government Interpreting and Translating Centre)や他州の同等の機関などです。 SA.GOV.AU、2026年3月3日更新
タスマニア州(TAS) “If your licence is not in English you must also carry an official translation or international drivers permit.” 一時滞在ビザの人にも当てはまると明記されています。 Transport Services Tasmania、2026年7月21日更新
オーストラリア首都特別地域(ACT) “an overseas licence not in English, with an official English translation”。翻訳は大使館・領事館、内務省(Department of Home Affairs)、またはNAATI認定翻訳者によるもの。訪問者は “should have an International Driving Permit” とされ、ワーキングホリデービザの人も訪問者に含まれます。 Access Canberra
西オーストラリア州(WA) “You must carry your current overseas licence and a translation, or an International Drivers’ Permit (IDP) with you while driving.” ページは翻訳者を指定していません。総領事館の抜粋証明は使えません(上の表)。 WA Government, Road Safety Commission、2023年5月5日更新
北部準州(NT) “you must apply for an international driving permit if: your overseas licence is not written in English”。翻訳を使う場合は、準州で認定された翻訳者によるものでなければなりません。そのため当社ではお手伝いできません。出発前に日本で国外運転免許証を取得してください。 NT.GOV.AU

引用はすべて2026年9月19日に各ページで確認しました。更新日の表示があるページは、その日付を出典に添えています。NSWに住んで免許を切り替える場合、Transport for NSW が受け付けるのは指定された4つの機関の翻訳だけで、当社は含まれません。一覧は Service NSW(2026年9月19日閲覧)と、英語の licence translation for NSW にあります。

レンタカー・キャンピングカー

カウンターでは、レンタカー会社の規約がすべて

州の法律は最低限のルールです。レンタカー会社はそれぞれ独自の条件を加えていて、カウンターで確認されるのはその条件です。

大手レンタカー会社の規約

Hertzは、英語でない免許証には “certified English translation” を求めています。Europcarはオーストラリアの規約の第7.2条で、免許を発行した国の国際運転免許証か、免許の条件と車両区分を詳しく説明した英語の翻訳を求めており、翻訳については “an accurate translation in English of Your current licence issued by the National Accreditation Authority for Translators and Interpreters (NAATI)” と書いています。SIXTの記載は “SIXT will accept a certified translation in English or an International driver’s permit.” です。

出典:Europcar, Terms & Conditions Australia, clause 7.2。HertzとSIXTの原文とリンクは英語の renting a car in Australia with an overseas licence に掲載(2026年9月18日確認)

予約前に確認したい2つのこと

住所。Europcarの同じ第7.2条は、現在の住所が記載された免許証を求めています(“that shows Your current residential address”)。免許証の住所が今の住所と違う場合は、どの書類で確認するのか、借りる前に営業所に問い合わせてください。

車両の区分。翻訳では、免許の種類を免許証の記載どおりに訳し、オーストラリアの区分には置き換えません。区分が車両に合っているかを判断するのはレンタカー会社です。キャンピングカー、特に大型のものは、予約の前に確認してください。

翻訳の内容

英語の翻訳に記載される項目

日本の免許証は小さなカードに多くの情報が詰まっています。翻訳では表と裏の全項目を英語にし、原本と一行ずつ照らし合わせられるようにします。

免許証の記載 翻訳での扱い
氏名 ご注文後、翻訳の作業が始まる前に、注文番号を添えてお問い合わせページからパスポートのローマ字表記をお知らせいただければ、その表記に合わせます。お知らせがない場合は一般的なローマ字表記になります。姓が先に来る免許証の順序を保ち、どちらが姓でどちらが名かを英語で明記します。
生年月日、交付日、有効期限 令和・平成・昭和の年を西暦に換算し、元の表記も併記します。例:令和8年は2026年です。
住所 免許証の記載どおりにローマ字で表記します。
免許証の番号 原本と照合できるよう、1字ずつそのまま写します。
免許の種類と取得年月日 「二・小・原」「他」「二種」の各欄の日付と、大型・中型・準中型・普通・大自二・普自二・原付などの種類を英語にします。
免許の条件等 「眼鏡等」「AT車に限る」などの条件も英語で記載します。レンタカーのカウンターで最も確認されやすい項目のひとつです。
公安委員会と裏面の記載 交付した公安委員会の名称はそのまま訳し、裏面の住所変更などの記載も日付とともに訳します。

裏面も表面と同じくらい大切な理由(英語):why a licence translation must show both sides。元号の換算について(英語):dates and calendars on translations。

NAATI

標準の翻訳とNAATIオプションの違い

「NAATI翻訳」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。NAATIはオーストラリアで翻訳者を認定する機関です。認定されるのは翻訳者個人で、会社ではありません。当社も認定を受けた会社ではありません。

標準

英語の翻訳です。NAATIの認証文やスタンプは付きません。1ページ $39.99 AUD、免許証は表と裏で2ページのため、合計 $79.98 AUD です。

NAATIオプション

NAATI認定翻訳者が翻訳し、認証文、NAATIスタンプ、翻訳者の認定番号が付きます。NAATIのデジタルスタンプの場合は、QRコードで資格を確認できます。追加料金は 1ページ $59.99 AUD、免許証の合計は $199.96 AUD です。

どちらを選ぶか

オーストラリア大使館の説明、南オーストラリア州、ACT、Europcar、Uber EatsはNAATIに触れており、クイーンズランド州もNAATIを案内しています。西オーストラリア州とタスマニア州で運転する場合も、総領事館がNAATIの翻訳を案内しています。運転やレンタカーに使う場合は、NAATIオプションを選んでください。提出先がNAATIに触れている場合や、“certified” な翻訳を求めている場合も同じです。

ご注文

英語のフォームから、3つのステップで

注文フォームは英語です。言語の組み合わせで Japanese → English を選び、お名前とメールアドレスを入力して、写真を2枚追加してください。

1. 写真を2枚

免許証を平らな場所に置き、真上から、四隅がすべて写るように、反射が入らないよう撮影してください。表と裏で1枚ずつです。

2. オプションを選ぶ

標準かNAATIかを選び、納期を選びます。通常納期は3日以内で、追加料金はかかりません。特急(12〜24時間)は追加 $49 AUD、最短(4時間、翻訳者の空き状況によります)は追加 $99 AUD で、どちらも1注文につき1回の料金です。日曜日は納品を行っていません。納品が日曜日にあたる場合は、月曜日のお届けとなります。納期はいずれも目安です。

3. PDFがメールで届く

翻訳はPDFでメールにてお届けします。印刷物の郵送はありません。カラーで実物大に印刷し、PDFもスマートフォンに保存して、どちらも免許証と一緒に持ち歩いてください。

翻訳を注文する

料金はすべてオーストラリアドルで、お支払いの前に合計金額が表示されます。お支払いはStripeで安全に行われます。海外からお支払いの場合、Stripeの支払いページで金額がお使いの通貨で表示されることがあり、その場合の為替レートにはStripeの2〜4%の換算手数料が含まれます。同じページでオーストラリアドルに戻すこともできます。カード会社が別途手数料をかける場合があります。ご注文前のご質問はお問い合わせページからどうぞ(英語でのやり取りになります)。

よくある質問

よくある質問

各州で日本の免許証を使える期間(英語):how long you can drive on an overseas licence, by state。Uber、DiDi、Uber Eatsの条件(英語):driving for Uber, DiDi or Uber Eats on an overseas licence。日本の免許証とメルボルンのレンタカーの例(英語):a Japanese licence, a Melbourne hire car, and no permit。免許証以外の日本の書類(英語):Japanese to English translation。